いつになっても幾つになっても

平野紫耀くんとわたしの事

2022/05/23

もう4年も経っているなんて不思議な感覚。

 

そう言っていたけど、本当にわたしもそんな感覚なんだ。

 

見た目はあの頃よりもうんと大人っぽくなったし、少し前までは髪もあの頃より長かったし、何より最近は働く大人の男の人のような余裕すら感じるのに、デビューしたあの頃からあまり時間が経っていないように感じる。

 

だけど時系列を遡ってみると、そのスケジュールの多さで10年くらい経ってるようにも感じて、なんだか本当に不思議な感覚にわたしはなるんだ。

 

追いかけてる側のわたしですらそんな風に感じるんだから、実際にそれをこなしている紫耀くんたちはもっともっと時間の流れが早く感じているんだろうなって思う。

 

 

1年目はね、次々と入ってくるお仕事の嬉しさと楽しみと、それと同時にどんどん小さくなっていく背中を見て、ちょっと苦しかった時もあったんだ。

 

2年目は、答えを教えてくれるかけがえのない人がいなくなっちゃったね。

今だから言うと、とても心細そうに見えて、もちろんそれだけじゃないし幸せもたくさん貰ったけど、やっぱりあの時も見てて苦しかった。

 

3年目、忙しさにいい意味で慣れてきたように見えた。

そして、世間の状況が一変して色々と苦労したと思うけど、そんな状況の中だから見る事ができたお仕事への柔軟さや、紫耀くんの優しさが感じれて本当に嬉しかった。

 

4年目、見せたいものをたくさん見せてくれたね。何よりグループでのお仕事が増えて楽しそうに笑っている顔が見れてとても嬉しかった。そして4年経った現在でも、ファンに寄り添ってくれてる事は変わらないし、なんだかより強くその気持ちを感じれるようになった。

 

 

紫耀くんはこの1年間どうだった?

 

やりがいとか、手応えとか感じれた?

 

いつもファンのみんなが喜んでくれるようにって、素敵なことをたくさん用意してくれてるけど、わたしは紫耀くんがしたい事や見せたい事をこれから先もどんどんして欲しいし、それがいちばん嬉しいし、幸せになれる事だって信じてるからね。

 

そして毎年この節目をお祝いできる事もとても嬉しく感じているし、こうして積み重ねてきて、1年前よりずっとずっと素敵な1年に毎年してくれてる事、そのためにいつも頑張ってくれている事、本当に本当にこのグループのファンでいる事が誇らしくてわたしの自慢なんだ。

 

 

本当にいつもたくさん幸せをありがとう。

 

 

世界でいちばん大好きだよ。

 

 

今年も心の中でお祝いの花束を贈らせてください。

 

お花、冷蔵庫にしまわないでね(笑)

 

 

 

 

 

かぼちゃの馬車が運んでくれた場所

 

わたしの中の誓約

 

担当になった時にデビューして3年たっていない場合、3年後(もしくは3回目以降)まではコンサートには行かない。

 

我ながら独りよがりな誓約だなと改めて思った。

 

過去にJr.時代から応援していてデビュー後も応援していたグループがあって、Jr.時代は何度も現場に入れたのに、やっとデビューできたね!本当におめでとう!って、念願だったデビューを果たして初めてのコンサートだったのに呆気なく落選した苦い思い出がある。

やっぱりその瞬間からなんだか遠い存在に感じてしまったし、急に置き去りにされた気分になった。

 

そして改めてデビューって、こんなに大きく担当の人生が変わってしまうんだなって強く感じた。

 

デビューしたんだから、別に行きたきゃ行けばいいし、いつから応援してるとかそんなの誰にも分からないし、推しは推せる時に推すべきなのも分かっている。

 

でもこの3年間の辞退は、わたしにとってはJr.時代の担当さん達への小さな恩返しのつもりだった。

King&Princeをデビューまで支えてくれてありがとう。わたしとKing&Princeを出会わせてくれてありがとう。いろんな事を教えてくれてありがとう。

わたし1人分だけでも距離が縮まればそれでいい、ただの自己満足。

 

晴れて3年経って、落選の悲しみも味わって、やっと今回ご縁があって素敵な時間を過ごしてみて改めて感じた事。

 

ありきたりな感想だけど、間近で見たKing & Princeは本当に同じ人間なのかなって思ってしまうくらい5人とも綺麗な存在だった。

それは見た目だけではなくて、ドームの世界観だったり、細やかな装飾の衣装や、同じ場所なのかと疑ってしまう様なさまざまな演出、広い会場を駆け抜けて激しいダンスをする姿、どれもこれも全てが完璧だったからで、語彙力を失ったとはまさにそれで、ただただ、なんて綺麗な人たちなんだろうと思って胸がいっぱいになった。

 

ある公演で紫耀くんは言ったね?

 

「僕たちは魔法使いでもなんでもない」って

 

分かってるよ。

このすごい事が、全部全部ゼロから5人で細かく作りあげてくれた、本当は人一倍努力してきた5人が作ってくれた魔法みたいな現実だって。

でもね、その5人がこの日のために、どんな時も、何年も、日々こうやって積み上げて来てくれた時間があるから、何もしてないわたしはここに来られたんだから、やっぱりこれはわたしにとっては魔法だったんだよ。

 

だけど、この魔法は一度かかったら二度と解けない素敵な魔法だと思ってる。この時間を過ごした事や、電波や雑誌、SNSで5人の姿を見てるだけで今まで頑張れなかった事が頑張れたりするんだよ?これってもう魔法でしょ?

 

そんな素敵な世界に、馬車の中にガラスの靴があしらわれたステキなペンライトを持って会いに行く事が出来たんだから、わたしはシンデレラよりも幸せなお姫様だと思ったよ?

 

こんな素敵な世界に連れてきてくれてほんとにありがとう。

いつもKing & Princeのメンバーはファンのおかげだって言ってくれるけど、ずっと大好きでいさせてくれる様に、5人が日々努力してくれてるから、わたしはドームに来られたんだと思ってるし、これからもっともっとすごい景色を魅せてくれるんだろうなって信じてます。

 

この解けない魔法をいつになっても幾つになってもかけ続けてください。そんな日なんて絶対来ないって信じてるけど、もしも魔法が解ける日が来たら、once upon a time っていつか生まれてくる自分の娘にこの物語を語りたい。どんなに遠くにいても必ず見つけ出してくれて手を振ってくれる王子様達5人と、たくさんのお姫様達の物語。

 

初めてのドームツアー、お疲れ様でした。

 

またひとつ綺麗な思い出を本当にありがとう!

 

今はゆっくりと疲れを癒やして、また全力で駆け抜ける姿を魅せてください。

 

 

私は、遠くの席に一生懸命に手を振ってる紫耀くんが1番大好きだよ!

 

 

 

そして、わたしがまた再びドームに来れる日が来るとは思っていなくて、ドームでしか感じる事の出来ない感覚に本当にとても嬉しくて、帰り道にちょっとだけ鼻の奥がツンッとして、綺麗にしてきたメイクがちょっとだけ落ちたのはここだけの秘密。

 

全員退所しました。

 

担当とまではいかないけど、初めてファンになって、私にジャニーズの世界を教えてくれた人が昨年度いっぱいで退所した。

 

まだ子供だった私が、その人に出会って、初めてMyojoを買って、少しだけ背伸びして、気付けばアイドルの世界にのめりこんでいた。

 

私は、担降りと言う事をしたことがない。

 

デビューしてる人も、Jr.も、全員退所していった。

 

私自身にアイドルを見る目が無いとは一度も思った事は無いし、応援してきた担当達が、ジャニーズに対して不誠実な人達だったわけでも無いと思っている。

全部タイミングだったし、新しい世界に巣立っていった担当達は今でも大好きだし、陰ながら応援もしている。

だだ、こうも私はジャニーズに縁がないのかと、ちょっとうんざりして、少しだけ離れていた。

 

2017年、私がずっと焦がれ続けて、人生のお手本にしていた、大好きな大好きなアーティストが、引退発表をした。

 

 

生き甲斐を失った気分だった。

 

 

そんなタイミングでふと目に入ったのが、King&Princeだった。

 

王道中の王道アイドルだと思った。

 

「アイドルかぁ~」なんて気持ちで最初は何となく眺めてたし、しばらくジャニーズの世界から離れていたので、辛うじて名前が分かるのは1人だけだった。

ただ、6人全員が完璧なアイドルでいる事への姿勢だとか、こだわりみたいなものを、何だか強く感じていた。

 

こっそりと買ってきたシンデレラガールの歌詞は、私をすぐにお姫様にしてくれたし、MVの向こう側には6人の王子様がまるでプロポーズをしてくれているようだった。

 

何もかもがアイドルとして完璧だったし、それ以上に、歌もダンスも、演技もバラエティーも6人が自分たちに出来る精一杯の力で全力だった。

それがとてもかっこよくて、ネットで彼らの事を調べたり、アイドル雑誌を買ってみたりして、だんだん私生活が華やかになっていった。

 

どんどん知って、好きになるにつれて気になる人が出来て、それが今の担当、平野紫耀さんとの始まり。

 

どこが好きで、なぜ平野紫耀なのかは、とてもとても長くなりそうなので、別でまとめたいなと思っているけど、一つだけあげるなら平野紫耀がジャニーズでアイドルだから。

 

平野紫耀さん、私をこの世界に連れ戻してくれて、本当に本当にありがとう!!

これからもずっと大好きでいさせたください。